2026-01-05

【人材紹介業・Zoho導入事例】自社集客を強みとする成長企業がZohoを選んだ理由:主要ツールとの比較から見えた、事業成長を支える最適な選択

人材紹介業 リバースネット様ZohoCRM導入事例
目次

今回、人材紹介業においてZoho CRMをご選定いただき、導入頂いた株式会社リバースネットの白土様に、導入の経緯や選定理由、今後の活用プランなどについてお話を伺いました。

人材紹介業において、事業の拡大とともに必ず直面するのが「情報の管理と活用」という壁です。セキュリティ強化やマーケティングの高度化を目指してCRM(顧客管理システム)や業界専用のSaaSの導入を検討する際、多くの企業がコスト、カスタマイズ工数、やりたいことができる将来的な拡張性という課題に直面されることと思います。

本記事では、サステナビリティ領域に特化した人材紹介事業を展開するリバースネット様が、徹底的なプロコン(利点・欠点)分析の末、なぜ名だたる競合製品ではなく「Zoho CRM」が選ばれたのか。コストパフォーマンスや機能性、AIマッチングを見据えた将来的な拡張性まで、導入支援を担当させていただいたZohoパートナーの株式会社etikaの宮村がインタビューさせていただきました。

1. ツール導入の背景:将来を見据えた「情報管理の標準化」

Q. 今回、何かツールを入れようというときの一番大きなきっかけは何だったでしょうか。

白土氏: 大きな理由は二つあります。一つはセキュリティの強化です。事業が拡大する中で、個人情報を含むデータの管理体制をより強固にし、ガバナンスを効かせる必要性を感じていました。 二つ目は、将来的なマーケティング施策の高度化を見据えた統合データベースの構築です。複数の媒体から入ってくる求職者データを一元管理し、ゆくゆくはマーケティングオートメーション(MA)などを活用したタイムリーなアプローチを行いたいと考えていたため、その基盤となる仕組みが必要でした。

2. ツール選定の比較軸:他主要ツールとの比較

Q. 選定にあたっては、他の主要ツールとも比較されたのでしょうか。

白土氏: はい。AIツールなども活用して、KintoneやHubSpotを含む複数のツールのメリット・デメリットを徹底的に洗い出しました。最終的に、自社の運用に最もフィットする候補として残ったのがZoho CRMとKintoneでした。

Q.人材紹介業界でよく利用される専用パッケージなどは検討されましたか?

白土氏: 検討はしましたが、弊社の場合はオペレーションや計数管理の自由度を重視しました。パッケージで想定されている画一的なフローではなく、自社の強みを活かした独自のオペレーションを作り込みたかったため、カスタマイズ性の高い汎用CRMの方が適していると判断しました。独自のマーケティングや営業プロセスの構築やそれを強みにしていきたいと考える人材紹介業の企業は汎用CRM等で作り込める点はメリットになると思います。

Q. Salesforceについても検討されたかと思いますが、いかがでしたか。

白土氏: 以前の職場で利用経験があったのですが、弊社の現在のフェーズでは、コストとカスタマイズにかかる工数のバランスが課題になると感じました。特に、マーケティング機能まで含めてフル活用しようとすると、ライセンス費用が生産性に与える影響が無視できません。その点、Zohoは安価でありながら機能が非常に充実しており、投資対効果(ROI)が高いと感じました。

Q. 最終的にZohoの決め手になったポイントは何でしょうか。

白土氏: 「将来的な拡張性につながる標準機能の豊富さ」「コストパフォーマンス」です。非常に柔軟に設定できて安価なツールも候補にあがったのですが、私たちが実現したい機能を一から開発しようとすると、結果的に構築コストやメンテナンス工数が膨らんでしまいます。Zohoは初めからCRMとして必要な機能が揃っており、将来的な機能拡張を視野に入れやすかった点が、スピード感を重視する弊社には最適でした。また、コストパフォーマンスとしても将来的な機能拡張を考えたときに、他の選択肢よりも安価に機能拡張できそうな点がポイントになりました。特に今回はZohoCRM以外にもZohoのほとんどのアプリケーションが利用できるZohoOneというパッケージプランを利用することで、CRMに連携して利用できるZohoOneに含まれるアプリケーションは月額4,440円/月・人 という低コストの中に含めることができました。他のツールでは利用する機能やオプションに対して費用がかかることが多いですが、ZohoOneではこれを低減することができます。

3.Zohoの機能性やカスタマイズ性について

Q. 実際に活用してみて、特に利便性を感じている機能はありますか?

白土氏: 「チェイスメール(追客メール)」の自動化や、MA機能とのスムーズな連携は非常に強力です。また、CRM内の情報をスプレッドシートのように一覧画面でデータを直接編集できる「グリッドビュー」などの機能も、日々のオペレーション効率を大きく高めてくれています。高度な要件定義を重ねてゼロから開発しなくても、標準の設定や連携機能でこれだけのことが実現できるのは大きな魅力ですね。

4. 人材紹介業の成長を加速させるZoho活用構想

Q. 今後、Zoho CRMをどのように活用していく予定ですか?

白土氏: 中長期的な視点では、データのさらなる利活用を考えています。自社で運営する求人データベース等と連携させることで、求職者の方々がアクションを起こした瞬間に、最適なタイミングでキャリアコンサルタントがフォローアップできるような体制を整えたいですね。また、マッチングの精度向上にも期待しています。コンサルタント個人のバイアスに頼るのではなく、蓄積されたデータを根拠に最適なリコメンドができる仕組みを整えることで、サービスの質をさらに標準化し、生産性を高めていきたいと考えています。

5. パートナー企業への期待と人材紹介業におけるZohoの適合性について

Q. 現在、導入や運用において課題に感じていることはありますか?

白土氏: システムを導入すること自体がゴールではなく、それをいかに事業改善に繋げるかが重要です。そのためには、事業側の工数を確保しつつ、理想の形に落とし込むための知見や推進力が必要です。そうしたリソースや専門知識を補う意味でも、etikaさんのようなZohoパートナーによる実装・活用支援は非常に心強いと感じています。

Q. 人材紹介業向けの共通ニーズはどこにあると思われますか?

白土氏:大きく分けて「情報資産の自動一元化」と「独自のマッチング軸を反映できるカスタマイズ性」の2点に集約されるのではないでしょうか。

人材紹介業の本質的な価値は、求職者と企業の最適なマッチングにあります。そのため、日々の業務で蓄積されるデータをいかに効率よく、かつ独自の戦略に沿って活用できるかが重要です。具体的には以下の3つのポイントが大きなメリットとなります。

  • コミュニケーション履歴の資産化と一元化 求職者や企業とのやり取りは、単なる記録ではなく、マッチングの精度を高めるための重要な「情報資産」です。これらがバラバラに管理されるのではなく、自動的に一元化されることで、過去の経緯を即座に把握し、組織全体で知見を共有することが可能になります。
  • 独自の「マッチング軸」に基づいた画面カスタマイズ 各社が強みとする独自の視点(マッチング軸)で求人や求職者を検索・抽出できることは、競合他社との差別化に直結します。GUI(直感的な操作画面)上で、自分たちの使いやすいように検索画面や項目を簡単にカスタマイズできる柔軟性は、業務効率を劇的に向上させます。
  • 中長期的な成長を支える拡張性 自社集客(オウンドメディアなど)に注力し、中長期での事業成長を目指す企業にとって、自社の成長フェーズに合わせてシステムを拡張・カスタマイズ・連携できる点は、非常に高いニーズがあります。

編集後記(株式会社etikaより)

リバースネット様の事例は、コストを抑えつつも将来の拡張性を妥協しない、非常に戦略的なシステム選定でした。 特に、人材紹介業において独自の強みを磨き続けたい企業にとって、パッケージソフトの「制約」や、高額ツールの「コスト負担」、開発プラットフォームの「構築工数」という三つの壁をどう乗り越えるかは共通の課題です。

Zoho CRMは、その隙間を埋める「多機能×柔軟×高コストパフォーマンス」な解決策となり得ます。自社集客を軸に、より高度なデータ活用やオペレーションの標準化を目指される企業様は、ぜひ一度Zoho CRMの可能性を検討してみてはいかがでしょうか。人材紹介業向けのソリューション紹介ページは以下のバナーからご確認いただけます。

本記事の監修

株式会社etika代表取締役 宮村佳祐

株式会社etika 代表取締役

宮村佳祐

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